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つがる地球村で朝日と共に目覚める。
そりゃそうだ、今日は台風との戦いが待っているのだから。

宿は既に竜飛岬のホテルを予約してあり、そこまで辿り着ければ台風はホテルに籠って見送る予定。そんなわけでいつもより早い出発。

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キャンプ場で目覚める朝。
今回はいつも以上にテント泊の頻度が高く、テント設営も撤収&バイクへの積み込みも本当にスムーズに行えるようになってきた。6回目そして最後の沿岸ツーリングということで、余計な荷物を持ってきてしまうこともないのがよかったと思う。

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佐渡ヶ島最北端の崖の上の斜面に作られた二ツ亀キャンプ場は、夕陽が見事なだけでなく、朝日も見れる貴重な立地。水平線近くの雲を輝かせながら朝日が昇ってきた。

両津港発6:10の佐渡汽船フェリーに乗るため、それをチラ見しながら大急ぎで、かつ静かに荷造りをした。

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目覚めて窓を開けたら、目の前は九十九湾という能登漁火ユースホステル。泊まっていたのは、自分の他、浦和から車で来て数日滞在している小さなお子さん連れの夫婦、そしてひとり旅のベルギー人男性。

この人が持っていたのが「ツーリングマップル」。
外国人がこれ持って旅行しているのを初めて見たのでびっくり。「バイク旅?」

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東尋坊で入手した「がけっぷち」Tシャツを早速着用。
日本海側は海沿いぎりぎりを走れる道が非常に多いのだが、同時にがけっぷちの道も非常に多い。沿岸ツーリングとしては理想環境だが、細いくねくね山道で左側がすぐ崖&海という箇所も少なくなく、スピード出やすい下りでは少々緊張もする。

まさに「がけっぷち」だ。

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キャンプで好きな時間帯は朝。特に目覚めた直後。
鳥や虫の鳴き声が薄いテント越しに四方八方から聞こえてきて、海辺なら波の音も。

今日の空模様はどうなんだろう、暑くなるのかしらんとか思いながらテントのジッパーをあけると飛び込んでくる緑と青、そしてちょっとひんやりした風。

この鮎川園地キャンプ場はバイクをテント脇に停めてOKだったので、なおさら気分があがる。

ちなみにバイク越しに見える茶色い山並は・・・