エジプトでも携帯電話を持つ人が増えたが、海外対応の携帯電話を持っていない旅行者は、公衆電話に頼らざるをえない。そのためにあテレフォンカードが必要。
ちょい近くで写真撮るのははばかられたのでいい写真じゃないのだが、ラマダーン時の夕方、日没後のイフタールの時間帯になると、市内のいろいろな場所で、こんな風に椅子とテーブルが並べられ、無料で食事できるスペースができる。
カイロにはマクドナルドも何箇所かある。
ラマダーン中も日中営業している。ラマダーン時限定の特別セットがあると聞いて行ってみた。
アハマドの奥さんと子供たちと5人で、夜、外出した。
本当はダウンタウンまででかけ、その後親せき宅に行く予定だったのに、急に父親アハマドが「人混みすごいので行かない」といいだしたもんだから、夫婦・親子で大ゲンカが始まり、大変なことに。
アハマドの家のゲスト用寝室を借りて泊めてもらった翌日、目が覚めて部屋をでたら、いきなり子守役なのか家政婦さんなのか、年取った女性がリビングの掃除をしていてびっくり。
ただ家の中はまだ寝静まっているようだったので部屋で静かに日記など書いていたら、実は既に奥さんは出勤していて、アハマドもその間に会社に行ってしまった。
「明日のイフタールにおいで。そのまま泊まっていきなさい」と言ってもらい、約束の5時にお土産のクッキー1kg(多すぎた!)を抱えて訪れたところ、アハマドも奥さんも寝ていて、迎えてくれたのは子供たち。
エジプトでは待ち合わせ時間などにはあまり意味がない。
自分がエジプトに住んでいたのは1991年。17年前だ。大家さんが息子のために同じ建物内に購入していたフラットが空いていて、そこを借りていた。
年取った夫婦と二男の三人暮らしで、大家さん夫婦のムッシュー・サーデクとマダム・サミーラは「一番下の娘」と呼んですごくかわいがってくれた。
エジプトのスイーツはとにかく甘い!
これはコナーファ。細いそうめんのようなものを揚げていて、真ん中はたぶんピスタチオ。シロップたっぷりだけど、サクサクしていて結構おいしい。
ルクソール・アスワン行きなどはやめ、ラマダーンカイロでまったり過ごすことにした。割とほとんどのところはまわってしまっているので、中州ゲズィーラ島のオペラハウスに行ってみることにした。
タハリール広場に立つ巨大な建物。日本語だと「合同庁舎」とでもいうのだろうか。
いろいろなお役所が入っているそうだが、外国人旅行者にとってはここ「ビザ延長」「再入国手続き」などで訪れる場所だ。